できることやれること得意不得意
- 金谷 秀則
- 2024年10月25日
- 読了時間: 3分
私の会社はリテールに関わる業務を行っています。

ひとこと【リテール】小売とは言え、中身は最終の顧客満足から、スタートの経営まで幅は相当広いです。
そんな我が社ですが、私は従業員の成長を促す仕事はしません。自社の話ですよ。自社。
みんな出来ることやれること、得意なことで役割分担されます。中小企業だからなしえることかもしれませんが。
ですので、ある事が不得意な人がいて、その人を教育して出来るようになってもらうようなことはしません。得意な人に任せます。
その不得意な人には得意な分野があって、それは全て任せます。
これまでの経験で養った値(経験値)をフルに生かしてもらいます。

コンサルティングでは、教育、育成という業務がありますが、まず得意な事を徹底的にやってもらいます。私も楽。相手も楽。スムーズで気持ち良く仕事が出来ます。不得意分野は置いておきます。
若い人が言う事聞かない…言った通り動かない…等の悩み多いですが
よくいる人【欠点凝視】

欠点凝視の人は、相手の欠点を改善して育成しようとします。
これは自己満足で自分の為にも相手の為にもなりません。仕事としての見栄えはいいですけどね。最低限、言葉の配慮は必要です。都度労うとか…
でも、基本この欠点凝視は、相手のやる気を相当そぎ落とします。
よくあること、欠点が改善されてきたころに、相手が退職を希望する。
育成する上司は「なぜ?」と思うでしょう。でも、その教育されている期間、改善された部分に相手は興味もなく、満足感も得られてなかったのでしょう。
改善されていても、不満で、それが今後続くのかと思うと辞めたくなりますよね。
相手が同調していれば退職しません。良い社員になるか、ぶら下がり社員になるか。
欠点は誰にでもあります。無い人いません。
部下育成に悩んでる方は、参考にして下さい。
私の社は、適材適所で、さらにフレキシブル思考です。大企業病に一度かかった人間の集団なので、必要だと思った時に自分で勉強すればいいという考えです(笑)
会社が出来て5年になりますが、当初全員が口を揃えて
「今まで、どれだけ無駄な時間を過ごしてきたのか」
でも、それがあったから今があると思えば満足です。
今、仕事を能動的にする人は、ひと昔前より少ないですよね。
昔はパワーで人を動かせましたが、時代が違います。令和の今でもパワー系は多いですけどね実際。
私が企業勤めしていた時から実践していましたが、人間、得意な部分を強化した方が早いんですよ。
そのうち不得意分野に取り組むタイミングが来ますから。その時はスムーズにいきます。早いです。人間関係も良好になっています。
でも、上役からはよく見られないんですよね(笑)
なので出世したい人にはオススメしません。(企業によりますが)
弊社の業務の幅が広いのは基本自由だからです。まあ、多少は縛りはありますが。



全てに該当する訳でもなく、私が正しいという訳ではありませんが
最後に念を押します【欠点凝視】は絶対ダメ!いいコトひとつもありません!
そういう扱われ方をしている人には、転職を勧めています。エージェントも増えましたね!
ただ、問題の根幹は、時代の波に乗れない大企業と、この人たちかな。

あ~もう月末か~なんか中小企業にも恩恵無いもんですかね~
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