最近、企業が一番課題として抱えているのは【人材育成】
今夏、夏の甲子園で優勝した仙台育英の須江監督。
須江監督の指導方法は、ビジネスの人材育成と重なる部分が多いと思います。
そんな記事を引用させていただきました。
「『相手がこうだから自分たちはどうするべき』というのと、『選手個人の能力がこうだから練習はこうするべき、ここを伸ばすべき』ということです。数字で読み取れるようになったり、選手の能力を測るための必要な数字は何か、測定は何が必要かということを学んで、選手の育成方法に大きな変化が出ました。試合での采配というよりは、自分たちを成長させるというのが数字から得たものです」
仙台育英では年に3回測定会を行っている。
「数字にすることでやるべきことがわかりました。どんな練習をすれば自分がレギュラーになれる可能性があるのか理解しながら練習したい。これを測定すれば『君が試合に出るためにはそもそも筋力が足りてないよね』とか『投げる力がないから入ってこないよね』とか具体的な努力の仕方がわかる。だからこれは選別するものではなく、選手が努力するためのものとして活用しています」
今後、指導するにあたって大事にしたいのはコミュニケーションだという。
「もっとコミュニケーションを丁寧に取って生徒の成長に対して寄り添って進めていきたいです。一対一のコミュニケーションを増やしていきたい。一人一人、目からこぼれないような共に歩む本当の全員野球をしたいです」
下級生にいつ追い抜かれてもおかしくない。「年功序列がない」という仙台育英のスタイルは、ある意味厳しい世界でもあります。と、同時に選手たちに「最後まで自分自身を諦めない」ということへのエールとも言えます。「日本一からの招待」を受けるために、仙台育英の選手たちはひたむきに栄光を追いかけます。
人材育成の課題に対する答えのほとんどが、この中につまっていると私は思います。
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