こないだ、ある誌面に、Z世代の働き方という題名の記事がありました。
内容は大きく分けて【今の会社には2年~3年】【会社出世を望まない】【自分の時間優先】これは以前から話題になっていたことです。
まず、会社には短期間しか属さないと言われると、一人前になる頃には辞めてしまいます。
出世を望まないのは、今の上司が大変そう。毎日残業している。ああなりたくない。会社からのプレッシャーを感じながらの仕事は嫌だ。仕事は時間から時間までしっかりやって定時で帰ります。
もう、昭和世代の思考は会社にとって必要ない、もしくはマイナスを生む形になります。
若者の意見としては、お金で評価することに対しても、会社に属するのではなく、自分のキャリアを生かしてお金を稼ぎたい、会社の上司からの命令や指示された仕事をやるだけだったら誰でもいいのでは…等。
今の若者は、「会社の為に働く」という意識はなく、「社会に役立つ仕事」を求める傾向にあります。会社で働くことも、最終的には社会の役には立つのですが、直接的に関わりたいということですね。共感します。
会社には、良い上司、嫌な上司、課長、部長、常務、専務…社長と組織で動きます。
でも、今の時代、組織で動かなくても実現できることがたくさんあります。そしてフレキシブルな思考の方が、社会にとって役立つアイディアが生まれやすいと私は思います。
私も出世をまったく望まずサラリーマンを24年やりましたが、そこそこのところまで出世しました。でも、別にその立場に拘っていなかったので、余計に面倒なことが増えて、本来やるべき仕事が出来なくなり、何の為に働いているのか、誰の為に働いているのか、常に違和感があり、最後は自分がバカバカしく見えてやめました(笑)
立場とお金(昇給・昇格)に拘る人達と仕事するのは、疲れますよ。
今の若い人たちは、出世を望まず、会社では時間から時間まで働き、退勤後は遊びに行かず真っすぐ家に帰るようですね。夜な夜な上司との付き合いで飲みまわるのは、無駄な時間と捉えているようです。
自分のキャリアアップとして、得るものがあるか、無いか。それなんだろうと思います。
あとは給料のベースが上がっていないというのも、ひとつの問題です。
これは国としての課題です。
私の話をすると、給料はそこそこもらっていましたが、はっきり言って生活はほとんど変わっていません。それどころか、お金を払ってでも欲しかった自分の時間が出来て、充実しています。その分、無駄にお金を使っていたんだな~と、今は思います。(飲み代・タクシー代・ゴルフ…等)大変な部分も勿論ありますが、サラリーマン時代とはまったく種類が違います。
結論、今の世代の考え方に対して、共感出来たことが嬉しかったですね。
あとは、今の管理職世代に伝えておきたいのは、今後全てAI・EC・DX化していく中で、【Z世代に対しての教育】を習得しておきましょう。管理職として生きていく中で、大きなプラスになると思います。
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