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  • 金谷 秀則

【ご相談事例①】パワハラ・アルハラ・不正行為

更新日:2022年6月25日

みなさんこんにちは。

最近の当社にご相談頂いた中で、メディアに掲載して頂きたいというご事例を紹介していきます。


 

■パワハラ・アルハラ・不正行為




①相談者【大山さん】※仮称


私の会社は中間管理職まで残業をつけなければなりません。従業員たちにもそういう指導をしていました。しかし中間管理職以上で残業をつけるべき人間がサービス残業を行っています。


これは圧れきです。そういう風潮が出来上がってしまっているんです。

過去に一度、結構多く残業をつけたことがあります。(本当に仕事をしています)そしたら、副支店長から「多すぎる」と言われ、出退勤管理システムの退勤時間を全て修正しました。(出退勤管理はパスワードがあるので自分しか操作できません。なので、修正した時間が事実となります)※本社は何も疑いません。


あとは、土日祝日全て休むと、休み明けに会議室に呼び出され、違う内容(売上等)で長時間意味のない打合せがあります。それで午前中は終わってしまいます。それが嫌で、全てではありませんが土日出勤していました。上司(支店長)はほとんど休みません。それが当たり前だと思っているのでしょうか。それか、単身赴任で会社とマンションも近いからでしょうか。ですので、連休前は中間管理職数名で集まり、交代勤務で仕事していました。もちろん手当など付くわけもなく…




 

②相談者【松谷さん】仮称



私が仕事が溜まっていたので、夜みんな帰ってから一人で残り、溜まった仕事を片付けていました。もちろんサービス残業です。すると電話が鳴って、(立場上私の部下にあたる社員から)「支店長が呼んでます〇〇にすぐ来て下さい」みんなでお酒を飲んでいたようです。日頃から【地獄】と呼んでいた飲み会です。仕方ないので、仕事をそのまま放っておいて、急いでそのお店に行きました。すると、もうお店が終わりの時間だったようでした。私は支店長をマンションまで送って行って欲しいと言われました。

正直【地獄】よりはさっさと送って家でゆっくりしよう…と思いきや、車に支店長ともう一人乗せ、車を走らせた途端、支店長が「〇〇に向かえ」というのです。そこは歓楽街のことです。

私は歓楽街の入口で支店長をもう一名を降ろし、近くのパーキングに社有車を止めにいきました。大体23時頃でしょうか。そして急いでお店(行きつけのスナック)に行くと、支店長は私に「おまえは今日飲むな」です。


おそらく、その頃私は酒席に出席した際の運転代行代(私は立場上社有車通勤だったので)を全て経費でおとしていました。酒席は全て支店長に呼ばれる、または正式な会社の行事だったので経費でおとすのは本来あたりまえですが、日頃は自腹していました。その頃は「それはやっぱりおかしい」と、全て経費処理していました。その腹いせだと思います。


仕事していて、急に呼ばれたと思ったら歓楽街に送り、スナックで「飲むな」です。

私は「この人はバカだ」と完全に割り切っていたので「わかりました」と2時間つまらない話をウーロン茶で過ごしました。


その店を出たら、「さすがにもう帰るだろう」と思いきや、もう一軒です。

そこで再度酒盛り。私はというと、支店長に「メシでも食べろ」です。

私は結婚して妻子持ちで同居です。夕飯は用意してあります。でも仕方ないので、そばのセットを注文し食べました。お酒は飲んでいません。


その店でも小一時間程度つまらない話を聞いていましたが、こちらはシラフです。支店長、他1名は酔っていました。その時気付いたのは、シラフで見ると「飲んでてもつまらない話だけど、シラフだともっと苦痛」だと。苦痛を通り越して笑ってしまうほどでした。


その店を出たら、社有車を出し二人を乗せ、家まで送迎です。そしてさらに翌日の朝、支店長迎えにいかなければなりません。

その支店長も、支店長車を持っていましたが、車が会社なので通勤の足がありませんからね。


でも【電車】はあるんです。


その支店長は普段社有車通勤をしていましたが、会社は車通勤を認めていません。公共交通機関以外の通勤は禁止だったのです。なので、その支店長は車通勤しながら、別で【交通費】をもらっていたんですね。完全に不正です。

そのことを誰も触れない、触れられない会社なんです。


お酒を飲んだ日の翌日は、毎回朝、迎えに行かなければなりませんでした。





 




【所見】


本来上記2名の上司がやっていることは【処分】に値しますね。

特に②は【懲戒免職】ですよ。


上記2点のポイントは【上司自ら指示されたのか否か】ですが、話をきくと、うまく部下を使って、上司から直接の指示ではないようにしているのがわかります。

電話がくるのは、その方の一つ下の職位の人間だったそうです。とはいえ、①の残業も、②の件も、②については支店長は車で通勤しがら【交通費】をもらう不正行為も行っています。

どちらの件についても、どうしたいのか…というところですが、2件の会社はどちらも【ホットライン】があるようです。おそらく、本社の監査部やコンプライアンスに関わる部署につながると思うのですが、詳しく聞くと、秘密保持のホットラインのはずが情報が漏洩してしまうそうで、両名とも、自社のホットラインへの相談は出来ないとのこと。


私も民間企業にいましたので、その辺は大体そんなもんだろうと思っていましたが、この2名の問題を解決するには、本社機能がダメならば外部しかありません。そうなると、完全に証拠を持って立証しなければなりません。ここで中途半端に終わってしまうと、その後2人とも会社に残ります。そして転勤させられるでしょう。そして当面不遇な扱いを受けてしまうかもしれません。人生を左右する問題です。


ただ、会社もバカではないので、【どこかのタイミングで支店長本人に対して不遇な扱い】をすると私は予測します。


おそらく会社全体で同様な件があり、実は氷山の一角で万一どこかで出火し、飛び火してしまうと会社が大変なことになるのでしょう。なので、会社は【出火させない方法】を選択したのだと思います。


私の経験からすると、会社は支店長に【不遇な人事異動】や、本人の意思とは真逆のなんらかの処遇をするを予想します。あくまで予測ですが。


そして一番会社、当人にとって強力なのが【労基】ですね。

②の方については、ボイスレコーダーの記録があるということだったので、それと状況証拠となる物(領収書等)を持って相談に行く。全ての証拠がなくとも、一つでもあればいいんです。労基が動けば、本社の相応の部署も動かざるをえません。あとは、一人で動くのではなく、社内で同調してくれる仲間を探すこと。但し、その際にこちらの動きが本人の耳に入ってしまう可能性があるので、十分注意すること。あとは、万一本人にバレても、その時は間違っているのは相手、自分は正しいのですから、社内、社外巻き込んで大っぴらにしてしまうんです。周りは味方ばかりですが、裏切る者もいますから注意。でも、とことん話しを大きくすれば寝返ります。


①の場合はしっかり残業はつける。どんな圧をかけれても、関係ありません。

それと、たまに定時で帰りましょう。要は「相手にしない」こと。自分の仕事をしっかりこなしましょう。適正な時間内で。

大体バカを相手にしてたら自分もバカになってしまいます。相手は職位が上なだけで、【偉いわけでも、仕事に優れている訳でもありません】ただ立場が上な人なだけです。優れている上司ならば、こんな問題など起きません。しっかり残業して、自分の部下の為に頑張って下さい。不遇な対応をされることもあると思いますが、とにかく相手にしない。

厳密に言えば【サービス残業は不正行為】ですから。

但し、業務としての指揮命令にだけ従って、結果の責任も全部その上司に裏で擦り付ければいいんです。無能な上司に付き合ってる暇ありませんよ!


「自分の為、自分の家族の為、部下の為、部下の家族の為」にしっかり仕事して下さい。

ということですね。


それで、本当に我慢できなければ、「ボイスレコーダー」でコンプライアンスに抵触する言動を録音してください。それを相応の部署に送ろうが、労基に相談しようが、何も行動を起こさなくても、持ってるだけで気持ちがラクになります。


自分が会社の中で、どういうビジョンを持っているか、どう歩んで行こうとしているかにもよります。真っ白なホワイト企業はホント一握りです。あとはグレー、そして完全ブラック。どうしても偉くなって、権力とお金が欲しい人はとにかく言う事聞いて我慢して下さい。すると、いつかその立場になった時、ついてくる人はいません。

でも、それもひとつの生き方なので否定はしませんが、法に触れることに加担しなければですけど。


会社本体の中身から完全ブラックな会社は少なくなったと思います。

支店や営業所等、組織の一部というのが多いです。


万年その上司を同じ場所にいるならともかく、人事異動や昇降格がある会社ならば、ある一定の我慢は必要ですが、自分が心の病等になるまで我慢する必要は無いと思います。

我慢せず、「言う事は言う」

そうすると、相手は逆に優しくなるかもしれませんよ。ビビッて。叩けばホコリが沢山出てくるであろう人でしょうから。


当社としては、出来る協力はさせて頂きます。なんたって、今は退職届の代行業者もいるくらいですから。


一番ご本人にとって良い選択肢を探ろうと思います。




【ご覧頂き有難うございます】

・掲載希望の案件が数件ありますので次回のブログで掲載順次掲載させて頂きます。








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