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結果オーライ

  • 執筆者の写真: 金谷 秀則
    金谷 秀則
  • 2022年10月29日
  • 読了時間: 3分


何か最近、ただただ忙しくしていたような感じです。


先日、クライアント(小売業)の月次決算書を作成していました。

売上高や収支予算は私が昨年作らせて頂いたクライアントなのですが、今年の4月(コンサル開始から10カ月)に訪問回数を減らし、実務は資料作成等の事務方のみ請け負っていました。




その理由は、社員が自主自立して欲しいというクライアントの要望もあり、私は机上の数字でのみ、情報を得ていた状態です。



私のサポートが合っていたか、そうでないかは別として、やはり徐々に売上高も利益も厳しくなり、この物価高もあり…と心配もしつつ、先月のDBがクライアントから送られて来たのでドキドキしながらまとめていました。


現在は実際に進捗状況の管理も全体共有も無い、会議も無い状態のようなので、やはり散々な売上高です。とうとう前年割れの始まりかと。




「ここまでか~」と、クライアントに今後の調整の打ち合わせを打診しようかと思っていたら、「いや、違う…違うな自走しとるわ」



クライアントには大変失礼な話になってしまいますが、正直、私の作った計画は、私から見ても、当時の現状を加味すると難易度の高い取組、計画だったんです。


2年後に到達すれば、3カ年計画で黒字化!という仮説でいたのですが、既に9月累計収支が結果ニアだったんです。



普段会議もしていないし、部門外の人とほとんど顔も合わせない状態だったらしいので、ホントまかせて大丈夫かなぁ…と心配していたのですが、2年目の第三四半期目…部門毎に凸凹ありましたが、合算したら、あら…利益計画・経費計画がほぼ当初の計画通り。


収支も若干遅れていたくらい。


宮城は地震多いので、修繕コストが大きく響き、上半期にも罹災証明書いたくらいの地震あって結構費用がかかったはずなんですけど。

一応、進度5強以上が、年間2発で予算組んでました。そこは私の読みが当たった?



私がこんなこと言っては本来ダメですが、偶然?計算してたらこれは凄い…というか、計算してたら逆に無理だったと思います。そんな出来栄えだったんです。


たしかに昨年は私含め、皆で苦労しました。勉強もしました。経験値も積み上げましたからね!



「す…すっご~いですね○○社さん!」



当社内は歓喜。ホント失礼なやつらです。



主要商品はちょうど前比でピッタリ100%。(ゼロ以下切り捨てで)

当の代表(社長)も、現場指導ははっきりと「何もしてないよ~他が忙しくて」なので、この勢いで行くと、2年目に達成します。無心の賜物か、実は社員さん達に綿密な計算があったのか。






私:「社長、中々バランス良かったですよ。調子いいですね!」


社長:「んなことある~?儲かってる感じ全然しないよ~本当?」


まあ、このご時世なので、売上高は落ちていましたので、感覚的にはみんな同じ感度なのでしょう。


数字の上がり下がりも少なく、構成比が月によってバラバラ。


走って、休んで、止まって、困って、止まって、またちょっと走って、疲れたら歩いて、止まって、100m全力疾走して、その惰性で充電、次は止まることなく走り出す。それで今の結果。そんなイメージ。




なんかハイブリッド車みたいだ。今の彼らにはそれが正解なのかも。今は。


ただひとつ言えるのは、一番課題だった【経験値】を、社員さんたちは知らずのうちに今でも毎日積み上げているということ。




まあ、途中で痛みをともなう出来事が無かった訳ではありませんが、結果オーライで、お互い、WinWinです。運もあります。それも実力のうち!ということにして、やったね!

私も楽したってことで。


そしてありがたく契約期間も延長していただきました。



車もガソリン車からハイブリッド、そしてEV。

人間も同じですね。アナログ⇒デジタル⇒AI。


今度時間がある時にでも、ヒアリングして解析してみようか。私も経験値積まねば。

コンサルも、二つとしてまったく同じ内容はありませんからね。

油断禁物。

EC&DX化もいい加減動き出さないと。はがゆい。





※この記事はクライアントの許可を得た上で掲載しています。





 
 
 

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